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ホンハイ(鴻海)シャープ買収の出資が未だ見通し立たず!債務超過で、M&A失敗か

 

ホンハイは本当に出資する気があるのか

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台湾の鴻海に買収をされたシャープ。

その後、出資金の減額をされて窮地に立った。

 

銀行なども支援をするなどして、買収が成立。

結局、産業革新機構とほぼ何も変わらない状況だった。

 

しかし、次にまた新しい問題が発生をしている。

一体、どういったことになっているのだろうか。

 

 

狡猾な鴻海と、それを紹介をした孫正義

羊が狼の群れに囲まれていると言っていい状況だ。

シャープは債務超過状態に加えて赤字となっている。

 

しかし、鴻海は中国などの独禁法で出資の許可が出ていないという。

権利関係として株券は鴻海に渡っていると思われる。

 

この部分は全く分からない。

その一方で、鴻海が約束をした出資金を1円もまだ出ていない。

出資契約期限は10月5日となっている。

 

当初の話からして、全く変わってきている状況。

シャープの経営陣は一体どうやって責任を取るのだろうか。

鴻海ではなく、国内の機構であればもっとスムーズに再建がなっていただろう。

 

今の経営陣に孫正義が紹介をしたと言われているが、シャープ経営陣はそれを信用をして騙されたのだろうか。

それとも、経営陣が鴻海などから何かおいしい話があったのだろうか。

 

雇用維持という約束も反故のもよう

できるだけ雇用維持をすると約束を当初していた。

しかし、買収が決まると40歳以下の雇用維持に努力すると変化。

 

最後には業績悪化となり、全体で相当数の人員を切るとしている。

ここまで話を変えてきて、もう買収話を反故にできないのだろうか。

 

もう一度、産業革新機構に巻き戻すことができないのか。

このまま出資金がホンハイが出さないと倒産する可能性がある。

 

そうなったら最後、株券は紙くずとなるだろう。

そうなったシャープをホンハイは乗っ取るつもりなのか。

シャープと鴻海の間の契約内容が全部明らかになっていないので、分からない。

 

しかし、どう考えても騙されているのではないだろうか。

 

あまりにも無能な経営陣

大企業だったシャープ。

出資金も減額をして、さらに鴻海に二転三転されてM&A。

 

その後、更に全く鴻海側の誠意がない出資。

普通、こういった買収に関しては当局との事前協議。

 

さらに、デューデリジェンスによる資産評価。

これらを全部やって買収にGOサインが出るのです。

 

しかし、これらを鴻海は明らかに意図的に行っていないとしか思えないような行動を取っている。

日本人としてイライラが募る。