二流小説家 これはなかなかおもしろい 羊たちの沈黙的なストーリー
二流小説家
ハヤカワ文庫の本であったけど、ハードカバー本を発見。
買って読んでみました。
最初のパートはちょっとなんの話なんだろうか。
そんな感じでした、展開がダンダンと羊たちの沈黙のような感じです。
二流小説家というコンセプト
小説家というのがポイント。
小説家として、色々な名前でいたるところで書いている主人公。
この主人公を指名をして、終身刑の男が自分へファンレターを送ってくる女に会って官能小説を書かせるというものだ。
その代償として、終身刑の男の告白本を書かせてやるというものだ。
この本に出てくるクレアという主人公が家庭教師をしている女生徒がおもしろい。
そんな展開なのか、そんな風に思いながら。
一方、日本ではちょっと考えづらい解決方法とでも言うのか。
一旦、問題解決をしたと思いきや更にもう一山ある。
構成がよく出来ているなと思います。