「人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方-」 人気キャラクターの作り方の極意は
人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方-
子連れ狼の作者として有名な著者。
キャラクターってどうやって作るのか。
それをどういった考えてやっているのか。
それを知ることができるという点で面白いです。
キャラクター造形には何が必要か?
小池さんがどうやって作っているのか。
出だしで、主人公には弱点、ライバルには欠点が必要だと書かれています。
ただ、この弱点や欠点は何を根拠にどうやったらいいのか。
魅力的になるのか、教えていただきましょう!
キャラクターは一人ではなく、ライバルと引き立てあう。
主人公、ライバル、引き回し役の三角形がキャラをいきいきさせる。
主人公には弱点をつける。
また、戦うには理由が必要。
オーラをつける。
オーラとは、作者の人間的魅力だとか・・・難しいですよね。
ライバルには欠点をつける。
すぐキレるなどの、性格上の欠点のこと。
カリスマ性をつける。
人を恐れさせるマイナスのオーラ=カリスマ性
引き回し役、主人公を紹介する。
トラブルを起こす、おっちょこちょいな人間でホームズで言えばワトソン役。
ボケやツッコミの役目。
ヒットキャラの9箇条
・神様への三つの願い
・癖をつける
・しぐさで感情をあらわす
・物でキャラクターを起こす
・噂を使ってキャラを起てる
・謎がキャラを惹き立てる
・状況でキャラを起てる
極限状態はキャラが立ちやすい
漫画家になるための教訓
1日1時間机の前でキャラクターを作る
毎日3つのキャラクターの顔を描く
→ 毎日キャラクターと話、聞こえた言葉を書き留める。
3大要素
構成、構図、消去
起承転結の起は、キャラを起てるの起
オープニングでキャラを走らせる
ラストは遊び、読者へのさよなら
構図は背景を深く描かず、読みにくくしないこと。
消去とは飛ばしという、動作と動作の間の省略。