「アイデアのつくり方 ジェームズ・W・ヤング」 アイデア作成法の古典
アイデアのつくり方 ジェームズ・W・ヤング
アイデアについての王道的書籍。
ちょっと、再度読み返したくて手にしてみました。
読んでみて、やっぱり薄い本ですがためになります。
アイデアについては、非常に興味がありますね。
ヤング式アイデア作成法
イタリアのパレートは「心理と社会」で全人類は2タイプに別れるという。
スペキュラトール 投機家、思索家
ランチェ 金利生活者
投機的タイプの人間は、常に新しい組み合わせに夢中になっているという。
技術を学ぶときに大切なこと
1 原理
2 方法
以上があるという。
アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
アイデアを作る5つの段階
1 資料を収集する
集める資料は一般資料と特殊資料
特殊資料 → 製品と売りたいと思う消費者の資料
事例として、小説家を書く方法についてモーパッサンの事例が出ている。
街に出て、一人のタクシー運転手を掴まる。その男が世界中の他のどの運転手とも違った一人の独自の人物にみえるようになるまで男を研究しないといけない。
一般資料とは世の中の様々な出来事
この一般資料と特殊資料の組み合わせで新しいアイデアが生まれる。
2 資料の咀嚼
パズルのように組み合わせること
3 問題を完全に放棄
自分の想像力や感情を刺激するものに心を移す
4 つねにそれを考えている
5 現実の条件に合わせて、忍耐強く手を咥える
アイデアの具体化
言語意味論(セマンティクス)
※ 参考 ハヤカワ著 思考と行動における言語
言葉はアイデアのシンボルなので、言葉を集めること。
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ヤングのおすすめ本
思考の技術 グラハム・ワラス
この本は検索をしても、見つからず
科学と方法 ポアンカレ
科学的研究の技術 ビーバリッヂ
この本は検索をしても、見つからず
まとめ
めちゃくちゃ薄い本です。
しかし、この本が源流となってアイデアについて本が大体書かれているのではないでしょうか。
基本であるが、同時に基本だからこそ大事だと思いました。