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ピクサー流のシナリオ・脚本の書き方!おもしろい話を作る方法って

 

ピクサーのシナリオライティングの流れ

TEDでピクサーのプロデューサーの話。

ファインディング・ニモなどを制作をする時に、どのような考え方で作られているのかが分かります。

 

非常にシンプルに話をされているので、わかりやすいです。

ピクサーは、スタッフみんなでシナリオを作ると言われています。

 

脚本家だけではなく、全員でアイデアを出していくというのですが。

同時に、社員で作ることも有名。

 

通常、映画などはフリーランスのスタッフが作るのですがピクサーだけは監督も含めて全員社員。

 

考え方が非常に日本的なのに、日本では逆光をしています。

 

ピクサーの脚本の書き方

このスーパーセットにおいて特典として入っています。

3幕構成、これがハリウッドをはじめとしたアメリカの脚本の基本的考え方です。

その尺としては、第一幕(発端)1/4、第二幕(葛藤)1/2、第三幕(解決)1/4。

つまり、二時間の映画では25ページ・50ページ・25ページとなります。

 

本当に難しいのは結末ではなく冒頭部分だとしています。

小説でも、出だしが難しいと言われています。

ある意味、つかみを作ることが一番重要なのでしょう。

 

1 主人公の設定

状況設定

大切なもの

弱点

この3つを作るようです。

 

大切なものを愛し過ぎ、執着しすぎるとそれが弱みとなるのことです。

脚本の理論では、どちらかと言えば共感を呼ぶ弱点と表現をされています。

しかし、この表現の方が非常にわかりやすいです。

 

2 嵐雲を起こす。

嵐の前兆、つまりトラブルや災難が起きるきっかけを匂わすことです。

 

3 大切なものを失う

4 主人公に屈辱を与え、世の中は不公平だと感じさせる

5 主人公を岐路に立たせる

健全な道と無責任な選択でこの無責任な選択を選び。

その代償を払う羽目になるということ。

 

脚本講座なのですが、わかりやすいです。

いつも、キャラ造形で弱点を作るのはわかっていても。

それを作るために好きなもの、大切なものを作る必要性がよく分かります。

 

ピクサーが全部この構造でできているのか、それは分かりません。

ただ、ピクサーが今もっともストーリーテリングがうまいことは言うまでもないです。