ジョジョの奇妙な冒険に隠された凄さをしる「荒木飛呂彦の漫画術」
ジョジョの奇妙な冒険のストーリーの不思議
ジョジョの奇妙な冒険が連載をされていた週刊少年ジャンプにはドラゴンボールなどの人気漫画がたくさん連載をされていた。
独特のキャラクターや画力、そして展開。
生き残ってきた漫画と言えるでしょう。
当時の週刊少年ジャンプは読むものが多く、どれもおもしろかった印象があります。
でも、このストーリーってどうやって書いているのだろうか。
そう思っていました。
荒木飛呂彦の漫画術
漫画の作り方だけではなくストーリー作りにも役立ちます。
また、キャラクター作りについても考察をされています。
身上調査書というのを作っているようです。
60項目もあり、そこまで作り込んでいるのかと思います。
手間がかかっているので、履歴書のような形式になっています。
確かに最初からキャラクターが何ができるのかイチイチ考えて展開はできないです。
そのことを考えると、この60項目は参考になります。
ブログを書く時も、これは参考になるのかなと思いました。
自分のキャラというか、能力を書き出しておきその分野のことをまとめていくというものです。
ストーリー作りの流れが参考に
文章を書くということも同じでストーリーラインがあります。
このラインに沿って、いかに書くのか。
起承転結という感じなのですが、書いているのが起承転転転転転結と荒木氏は書いています。
1 起 主人公を読者に紹介をする
2 承 主人公が困難または敵に出会う
3 転 主人公が困難に立ち向かうが、さらなる困難で窮地に立つ
4 結 勝利などでハッピーエンド
この時に転というのが色々なパターンで困難を増幅をして、主人公がどうなるのかハラハラ・ドキドキを提供するというものです。
こういった話は何度となく、話をされています。
これをどうやって料理をしたのか、これがポイントとなります。
それが詳細にこの本では解説をされており、非常に興味深いものです。
あの世界観は若干つかめない部分がありますが、著者が最初から出来たというものではないことが分かります。
誰もが最初から全部できるわけではないのでしょうが、漫画家ほど瞬時瞬時の人気が影響するものはないので・・・。
毎回、おもしろくして話を展開をさせないといけないのはすごいと言わざる負えません。