東大教授の父が教えてくれた頭が良くなる勉強法のレビュー!何を学びに活用すべきか
勉強とは、考える事
勉強するというのは、色々と方法があります。
プログラミングを勉強するに際して、写経する以外になにかないかなと思って読んでいました。
この本なかなか面白いです。
そうか、忘れていたなということを思い出させてくれました。
永野さんの数学塾は今ホームページを見ると満員御礼でした。
社会人の自分でも一度どうやって教えているのかみたいなと思ったのですが。
機会があれば、お願いしたいものです。
東大教授の父が教えてくれた頭が良くなる勉強法の内容まとめ
思想
学力の伸び = (孤独感 + 危機感) = 勉強法
人と同じことをしない勉強法
トップを狙う勉強法
以上がスタンスのようです。
つまり、勉強する気がない人にはやれと言ってもやらない。
したがって、本人が危機感がないと意味がないので「勉強しろ」と親は言ってはいけないというものです。
著者が言いたいこと
覚える力より考える力
なぜと問いかける
熟考
例えば、問題があれば、それを解こう努力するプロセスが大事で暗記をして安易に回答だけ分かっても意味が無いと。
特に試験の時は、そうなんだという意味です。
確かにと思いました。
あらすじ勉強法
問題をやる → できない → 解答を読む → ポイントを考察(自分がなぜできなかったかという理由を考える) → ポイントを抽象化(未知の問題に備える)
抽象化とは俯瞰するということのようで、全体を掴むということのようですね。
復習の仕方
今日私は何を学んだのかを考える
→ 自分の言葉でノートにまとめる。
僕の場合は、このブログです。
本書ではノートに手で書くことを推奨をしていますが、とりあえず習慣化のためにブログの方がいいかなと思っています。
聞く → 考える → 教える
この3ステップが重要だとあります。
著者がやっていたのが一人授業だとか。
自分が先生になったつもりで教えるような感じのようです。
主体的に学ぶ
自分なりに真剣に学ぶということですね。
義務でとか、仕事や学校で必要としているからということではないようです。
確かに、それは勉強しても忘れてしまいますから真剣にやるということですね。
記憶術
記憶術が書かれています。
これは他の本でも結構見かけますが、著者がどうやって勉強をしているのか参考となります。
7つのポイント
- 意味が分かる
- ルールが分かる
- 連想ができる
- イメージができる
- 気になる
- 面白い
- 確認できる
芋づる式
例えば、5つのことを覚えるとしてSMAP5人の名前は既に知っているならこれと紐付けるというものです。
ストーリー化して覚えるなどもあるようです。
他にどうしても覚えられない場合は著者がやっていることは。
- 替え歌
- 語呂合わせ
- 五感活用
- 反復
五感とは、例えば音読などです。
なるほどというか、こうやって無理矢理覚えていくのかと思いました。
英語と数学の勉強の仕方
英語
長文読解を中心に
単語は長文の中から
英語漬けになり英語脳になる
著者は英単語を覚えるようなことはせず、文章から辞書を引いてそれを単語帳にして覚えたようです。
すごいですね。
数学
暗記しない
もどまり表の活用
ミスする4つの理由に注意
もどまり表とは、自分がどこでつまづいているのか振り返って勉強するための表のようです。
著者がテレビに出た時に掲載をしたのが下記
NHK テストの花道 - 過去の放送 -「数学って面白い!」
ミスの要因
- 速すぎる
- 緊張感に不慣れ
- 単元の理解が不十分
- 字が読みづらい
まとめ
改めて勉強したい!と思うような本でした。
著者の言っていることはわかるけど、結局はそれでも自分がやる気にならないと意味がないということですね。
あと、手書きで書くことによる学習を重視しているようです。
紙に書くというのは確かに重要なのですが場所を取ったり、いつのまに消えたりすると思うんです。
だから、自分なりここぞという時には手書きでやった方がいいのかなと思いました。